2024/10/30馬路町

中川小十郎先生と馬路町

中川小十郎先生と言えば、立命館大学の創立者として良く知られ、明治、大正、昭和と活躍された政治家であり、官僚であり、教育者であり、実業家である人物です。

中川小十郎先生は、江戸末期(慶応2)年に丹波国南桑田郡馬路村、今の馬路町で生まれました。

馬路町出身の偉人です。

丹波の郷士の中川家に、中川禄左衛門との長男として生まれて、6歳のとき、小十郎は父の弟・中川武平太の養子となりました。

生家は堀で囲まれた大屋敷でありますが現在は門や蔵がかろうじて残っていおり、馬路町内で今でも大切に保存されています。

中川禄左衛門宅長屋門

中川小十郎先生は、12歳の時には学問修行のため馬路町を旅立ち東京へと向かいました。

当時の感覚がどうだったかわかりませんが、今の感覚で言うと小学校を卒業してすぐということなので、相当早い故郷や家族からの巣立ちだったと思います。

出身地で過ごした期間は短ったですが、馬路町の自然豊かな環境で野山を駆け回った思い出はその後もずっと持たれておられたと思います。

中川小十郎先生は、馬路町についてどんな風に思われていたのでしょうね?

参考資料

wikipedia:中川小十郎

立命館の灯