2021/01/01 その他

2021年(令和3年)年頭のご挨拶

馬路町にご縁を頂きます皆さんへ 

新年明けましておめでとうございます。新型コロナウイルスが世界中にまん延。昨年末には、進化したコロナウイルスの変異種がイギリスで感染拡大しているとのこと。

日本では、様々な活動自粛の要請により、やや感染状況も横ばいから下降気味の傾向がみられますが、国や自治体での取り組み姿勢が、感染防止と経済活性化との両立を目指そうとする動きが優っていることから、いわばどっちつかずとなっているように思います。感染防止対策が長期化することに伴い、国民の一体感に緩みが出てきており、今だ収束の目途が全く見通せない状況にあります。

世界では、ワクチン接種も一部始まっていますが、日本でも一日も早くワクチン接種が始まり、不幸にもコロナに感染してしまった場合でも治療薬が準備され、インフルエンザと同等レベルの病気になることにより、早期のコロナ収束宣言が出されることを願うばかりであります。

さて、昨年は馬路町自治会もコロナに翻弄された一年でした。コツコツと積み上げてきた地域コミュニティ力も、三密(密接・密集。密室)回避の理由で、ほとんどの自治会行事・自治会活動の自粛を余儀なくされてきたこと。

また、仕事も日常生活も、人との接触を避けるようにとの要請を受けて、本来群れの中での社会的動物として生きてきた人間社会・地域社会が、その生活形態の大きな転換を迫られる中で、そのツケが回ってくるのではないかと懸念しています。

新しい年、2021年・令和3年、丑年の今年ですが、牛は誠実・勤勉で忍耐強く一歩一歩着実に物事を進め、これからの発展の前触れであり、芽が出る年とも言われています。

まずは新型コロナウイルスの収束宣言が出され、昨年のように、自然災害に襲われることもなく、コミュニティ活動を活発に展開することが出来、誰もが元気で平穏な日々を過ごせる明るく活力のある馬路町のまちづくりが進むことを願うところであります。

そして、牛のように結果につながる道であることを信じ、コツコツとその実現に向けて、自治会関係者を中心に町民の皆さんが、思いを一つにして積み上げていくことを通して、なお各方面での厳しい日々が想定される中ではありますが、この難局を乗り越えていくことを年頭の目標に掲げて全力で努力して参ります。

馬路町自治会長 中澤 基行

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